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12月9日、「はじめしゃちょー」(登録者数1030万人)が「もしかしたらUUUMやめるかも。」と題する動画を公開しました。
YouTubeの動画が満足に撮れず「非常に悔やまれる1年でした」
「非常に大人げのない動画になっています」と切り出したはじめしゃちょー。所属事務所のUUUMやマネージャーには許可を取らず、「独断」で「自分の意思」でこの動画を出したと話します。
はじめしゃちょーは、今年は「非常に悔やまれる1年でした」とコメント。この1年は多忙を極めたといい、その理由が自身がやりたいと思っている「メインチャンネルの動画以外のこと」だったと振り返ります。はじめしゃちょーは、“企業案件”の動画撮影や、テレビやCMの撮影などで忙*れ、満足にメインチャンネルの動画が撮影できたのは、無理を言って予定を空けてもらった8月だけだったと明かしました。
企業案件やテレビの仕事は、自らの意思で受けたといい、「嬉しいんですよ」「やりたくない仕事は一つもなかった」と強調。しかし自身が最優先にしているメインチャンネルの動画に「時間」も「脳みそ」も使えていないという状況に陥っていたようです。
所属事務所のUUUMには「ありとあらゆる場面でサポートしていただいて、とってもありがたい」と感謝を述べつつ、スケジュールに無茶があったと指摘します。「UUUMは悪くないです」「マネージャーさんたちはすごい優しいし好き」とUUUMを責めるつもりはないものの、「ずっと悩んでて」と告白。涙をぬぐい、母親にも「自分のしたいことができない」と相談したと明かしました。
自分のしたいことを正直にマネージャーさんとかUUUMに言えなくて、どんどん後回しになって結局撮れてないっていうのが今年の感想です。
素直に言うと、全くメインチャンネルの動画に集中できてませんでしたし、企画・ネタを考える時間もなく、思ったようにうまくいかなかった1年だったなって思いました。
状況が変わらなければ、UUUMを辞める
平和主義者で、誰かが困るのを見たくないため、「とりあえずイエス」と言ってしまうというはじめしゃちょー。そうした性格だからこそ、一人で仕事ができるYouTuberになったといいます。ところがいつの間にか仲間が増え、自分のしたいことを後回しにするようになってしまったそうです。
周囲には、自身は「動画を撮っているときが幸せ」だと訴えていたつもりだったものの、それが伝わっていなかった様子。「芸能人・タレントとしては大成功の1年」だったものの「動画クリエイター」としては満足のいかない1年になったそうです。
「メインチャンネルを撮る時間が欲しい」と訴えるはじめしゃちょー。
俺はテレビ進出とかも興味ないし、これ以上有名になりたいとかもないし、めっちゃお仕事したいとかそういうのもないです。動画を作るのが楽しくて好きでやってるので、それが続ければいいっていう思いだけです。それだけ。それが今年はかなわなかったのでちょっと悔しい1年になりました。
自身の思いはUUUMにもすでに伝えたそうで、「改善されることは願ってます」とコメント。
この状況が変わらなければ、僕は恐らく迷いなくUUUMを辞めると思います。
だってお互いにメリットないですし、多分大丈夫だと思うし。
と語り、もしUUUMを辞めるようなことがあれば「UUUMが求めるクリエイターに僕がなれなかったという、それだけの話」だとしました。
最後は「今日以降、そして来年からはYouTube頑張りたいなって思ってます」と語ると「言っちまったなぁ・・・」とこぼし、「大丈夫でしょ。誰も悪いって言ってないもん。ほんと誰も悪くないですね。俺が、俺が甘かったっていう話です」と言って終えました。
再生数の低下が指摘されることも
チャンネル登録者1030万人を誇るトップYouTuberのはじめしゃちょーですが、このところ掲示板サイトなどでは再生数の低下が指摘されています。
ユーチュラの11月の動画の再生回数ランキングでは、同じくUUUM所属の「東海オンエア」(同672万人)が約1億6000万回で15位、「フィッシャーズ」(同774万人)が約1億5300万回で16位、「HikakinTV」(同1090万人)が約6900万回で49位なのに対し、はじめしゃちょーは約4700万回で86位と差をつけられています。
https://yutura.net/news/archives/86474
(出典 Youtube)