国際医療福祉大学成田病院 津島健司副院長
「デルタ株では、肺や肺の近くの場所、いわゆる『下気道』で炎症が起き、息苦しさを訴える患者が多かったのに対し、
オミクロン株は、鼻やのどなど『上気道』に炎症が現れる特徴がある。このため、酸素吸入器が必要になるような患者は今のところほぼいないが、
せきや鼻水などの症状が出やすく、周囲にウイルスを飛散しやすい。軽症の人が多いが、そうした人が行動することで知らず知らずのうち感染を広げるおそれがある」
最近は中等症の患者も
12月からオミクロン株の患者を受け入れているこの病院では、当初は軽症が多かったものの、
感染の拡大に伴い最近、中等症の患者も見られるようになったといいます。
病院では1月13日までに、基礎疾患を持つ70代の男性と、ワクチンを未接種だった20代男性の、
合わせて2人が酸素吸入器が必要な中等症と診断されました。
津島医師は「患者の母数が増えれば、一定数悪化する人は出てきて、それが徐々に増えていく。
寝たきりや基礎疾患のある高齢者など、リスクの高い人の感染が増加することが懸念される」と指摘します。
では、感染力の強いオミクロンを食い止めるために、私たちはどうしたらいいのか。
津島医師は、とにかく基本的の対策を徹底することだと強調しました。
国際医療福祉大学成田病院 津島健司副院長
「感染力が強いといっても、気をつけることはこれまでと変わりません。マスクの着用と手洗い、食事は時間を分けるなど、基本的な対策をしっかりやる。
そして、高齢者の3回目の接種も急ぎ、重症化のリスクの高い人への感染を抑えていくことが重要だと思います」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220118/k10013437261000.html#:~:text=%E6%9C%AA%E6%8E%A5%E7%A8%AE
(出典 www3.nhk.or.jp)
【オミクロン株】20代男性のワクチン未接種者が、酸素吸入器が必要な中等症に
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1 影のたけし軍団 ★ :2022/01/18(火) 22:17:32.03